この記事のポイント
- 「無添加」は、危険性への懸念ではなく、素材と手仕事への「誇り」。
- 地元・大牟田の素材の魅力を、本来の味わいで届けるため。
- 「手間」を厭わず、食べる人の身体にまっすぐに向き合う哲学。

前の記事では、「無添加」や「オーガニック」の表示の意味、食品表示を読み解く上での注意点について解説しました。

関連記事:「無添加」表示の本当の意味、知っていますか?

関連記事:「オーガニック」って何?
では、国の基準で安全性が評価された食品添加物の使用は認められているにもかかわらず、Smalltreesは、グラノーラの製造過程において、「食品添加物を使用しない」のはなぜでしょうか?
「添加物は危険だから避けたい」——と、短絡的に考えているわけではありません。
私たちが「無添加」を選ぶ理由は、製品への思いに基づいています。
※本記事における「無添加」とは、製造工程において食品添加物を使用していないことを指します。
この記事では、「無添加」という言葉の裏側にある、私たちのこだわり、そして製品に込めた「健やかさ」への想いをお話しします。
01.「無添加」の価値とは
私たちが考える「無添加」の価値とは、「安全・危険」という単純な比較ではなく、「思い」だと考えています。
1. 素材への自信
添加物の役割の一つは、味や香り、色を「足す」ことで魅力を高めることです。
つまり、「無添加」であるということは、使用している大牟田(福岡県)産の食材や素材が最高のものだということです。
すばらしい食材を使い、一つ一つ手作りして完成したグラノーラには自信があります。
2. 素材本来の味わいを届ける
素材の良さを知っているから、余計なものを足すのがもったいない。
香料や甘味料、酸味料などを使わないことで、原材料が持つ本来の甘み、香りがストレートに分かります。
素材の魅力を最大限に伝えるために、地域の思いを伝えることが大切なことなのです。
3. 丁寧なプロセスへの誇り
添加物(特に保存料や安定剤)を使わない場合、品質を安定させ、安全性を保つためには、より丁寧な製造管理と手間が必要になります。
「無添加」という選択は、その「手間のかかるプロセス」を厭わない、ものづくりへの誇りの証でもあるのです。
02.グラノーラで「無添加」を選ぶ理由
「無添加」は、グラノーラバーに使う素材の素晴らしさとSmalltreesの自信です。
1. 選び抜かれた素材への信頼
このグラノーラには、原材料の一部に「有機(オーガニック)オートミール」を使用するなど、品質を大切にしています。
選び抜かれたオーツ麦の香ばしさ、ナッツの歯ごたえ、メープルシロップの自然な甘み。
それらの素材が持つ本来の力を信じているからこそ、私たちは香料や人工甘味料などで味を「足す」必要がないのです。
2. 「丁寧な手仕事」というプロセスの強み
私たちのグラノーラは、一つ一つ工房で「丁寧な手仕事」によって製造しています。
手仕事は、機械による画一的な大量生産よりも、日々の温度や湿度の変化に合わせた調整、品質の確認といった「人の手」による繊細な管理が求められます。
私たちにとって、その「手間」こそが製品の品質を支える「強み」であるから、人の手による丁寧な「手仕事」を注ぎ込む。
『無添加』とは、私たちの『手仕事』への誇りです。
03.私たちが届けたい「健やかさ」
私たちは、このグラノーラバーを通じて、お客様に「健やかさ」をお届けしたいと考えています。
良質な素材(一部有機素材を含む)を使い、製造過程で添加物を使用せず、丁寧に作られたグラノーラバーを食べることで得られる「健やかさ」。
さらに、グルテンフリーであることに加え、過度な炭水化物や白砂糖を控えているため、甘いものを食べた後のような重だるさを感じにくい点も大きな特徴です。

関連記事:グルテンフリーの本当の意味とメリット
私たちが「無添加」と「手仕事」にこだわる哲学は、この「健やかさ」をまっすぐにお届けするために、とても大切な選択でした。
04.「無添加」を選ぶことは, 私たちの「哲学」
Smalltreesのグラノーラバーを選ぶとき、お客様は単に「添加物が使われていないスナック」を選んでいるのではありません。
それは、「素材本来の味を大切にする」という哲学を選び、「丁寧な手仕事を応援する」という選択であり、「作り手の顔が見える、丁寧なものづくり」を応援する体験です。
私たちは、このグラノーラバーに込めたストーリーを、これからも誠実にお届けしていきます。
ぜひ一度、このストーリーを味わってみてください。
グラノーラを、あなたのくらしへ。
参考文献
- 味の素株式会社. 「知る・楽しむ 食品添加物ってなんだろう?」 https://www.ajinomoto.co.jp/products/anzen/know/additives_01.html
- 消費者庁. 「食品表示基準について」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_standard/
- 消費者庁 (2022). 「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_standard/pdf/food_labeling_standard_220330_0001.pdf
- 厚生労働省. 「食品添加物」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html
- 食品安全委員会. https://www.fsc.go.jp/
- 戸部 満寿夫 (2007). 「食品添加物の安全性は今 どうなっているのか」 『生活衛生』, 51(5), 239-247.
- 中嶋 康博, 荒幡 克己 (2018). 「有機加工食品の市場及びサプライチェーンの構造と特徴 ─有機食品専門問屋のケーススタディより─」 『フードシステム研究』, 25(3), 195-200.
- 農林水産省. 「有機食品の検査認証制度(有機JAS規格)」 https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html
- 農林水産消費安全技術センター(FAMIC). 「有機加工食品の表示に関する相談事例」 http://www.famic.go.jp/hiroba/anzen_anshin_qa/enterprise_consultation_case/yuuki_kakou/
- 松田 友美, 赤松 利恵 (2017). 「世代や思考様式が食品および添加物の 知識獲得に与える影響の検討」 『日本食生活学会誌』, 28(2), 105-113.
- 守部 昭一 (1998). 「食品添加物規制の動向と消費者の対応」 『日本食品科学工学会誌』, 45(11), 692-693.


